説明
川田喜一郎氏の名作である孔版蔵書票集シリーズは全4冊出版していたが、1989年発刊の4以外、1-3は市場に出ない、恐らく非売品且つ印量稀少のせいか思われる。
川田喜一郎(1922-2008)は多色孔版印刷第一人と言われる。孔版アートの若山八十氏が開拓した技法で、若山は軽印刷といわれ印刷界からも、勿論アートの世界からも継子扱いされた孔版(ガリ版)の地位向上に生涯かけて努めた。一時はやったプリントゴッコも孔版印刷の一種。
光沢ある黒地にマットな彩色インクが面白いが。川田氏の病死により孔版作家もいなくなってしまった。
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