贋作要注意—狐の根付

売却済

約3.5×3.4cm

約25.1g

大正末昭和初

偽銘正之

説明

一見見れば見事な象牙の根付傑作。象牙の良い飴色が発色しており、流麗な毛彫りは緻密、尻尾も一本ずつ丁寧に彫られていて、特に顔の表現は凄く良い、生き生きとして力を感じるものの、残念ながら贋作。

全国どこの骨董市でも氾濫中の練り(プラスチック)で作られた正之銘の根付。同時欧米向けに製作された空港お土産。海外の蒐集家が中日固有の神仏よりも動物や和風美人といった万国共通の意匠を好んだことは想像に難くない。

因みに本物の正之作品は海外オークションで安くても80万円以上出さないと落札できない。

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