説明

ピンクがかわいいレースアゲート・ピクチャーメノウ、稀少価値の高い商品。こちらのルースは高級宝飾品用に加工研磨されたルース。甲府の研磨職人が手作業にて研磨した。天然に出来た模様は最高に美しい情景を映し出す。色合いも落ち着いた雰囲気で見ていると景色に吸い込まれる。

ベロウソフ・ジャボチンスキー反応、リーゼガング現象といった生成原理によって出来ているが、それにしてもこれほど複雑で美しいものが美を目的としない、自然のバランスのみで出来上がっていることに驚く。自然のバランスのみで出来上がっているから美しいのか形、色、共に想像を絶する石。自信をもってコレクターの方にお勧めの一品。

日本の誇る『宝石の街甲府』と呼ばれるほどジュエリー産業が活発な山梨県甲府市。その由来は、かつて甲府市が「水晶の発掘地」として発展し、水晶を使ったジュエリーの為に研磨・加工技術が発達したことからジュエリー産業が発展してきたことにあると言われています。

「宝石の街」と呼ばれるようになったのは金峰山一帯から産出される水晶がきっかけだと言われています。山梨県のジュエリー産業の特徴は「研磨宝飾産業」というものです。具体的にいうと水晶を削って磨く「水晶研磨」と「貴金属工芸」で発展しました。この歴史は、江戸時代末期までさかのぼることができます。

甲府の宝石産業の歴史：明治末期山梨産の水晶が枯渇。ブラジルからの輸入が増える。大正初期貴金属を材料とした高級装身具づくりへ。機械を使って量産する業者も。戦時中水晶発振子、レンズ、絶縁体等の軍需研磨品の生産体制高度経済成長期ダイヤモンドやプラチナなどの高級製品の加工。