説明
スタールビー:ルビーの中で、カボションカットと呼ばれる丸いカットが施され、光が当たると6条のスターが出るものだ。天然スタールビーが少しぼんやりしたり、途中で切れてしまうことが殆どで、裏面も綺麗に処理できない。現在日本で販売されているルビーやサファイヤのほとんど(100%に近く)は加熱処理が施されている。
カボション・カット(cabochon cut):中世フランス語で「頭」を意味する。宝石のカット法の一つで、石を丸い山形に整えて研磨し、光の反射ではなく石の光沢や文様を生かすカットの方法である。トルコ石、オパール、スタールビーなどがカボション・カットされる石としては、代表的である。
技術的には、カボションは実際には「カット」されていない。寧ろそれらは整形され、次に研磨される。ファセッティングの技術が開発される前に、すべての宝石はカボションとして生産された。
ソーティング(sorting):鑑定機関による発行する簡易鑑定証明書。鑑定書のような冊子ではなく、普通は小袋に宝石名やグレードのみ記載されている。
宝石ルース(裸石):カットを施した裸石のこと。これに台座や枠を付けることで、装飾品のアクセサリーとなる。
Star Ruby
Burma (Myanmar)
Ruby Land
corundum
sorting
6.62×4.6mm
1.161ct
No indication of thermal treatment
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