説明
ざっと見たところ、ボロボロな怪しいがきではないかという第一印象の思いこみが決して可笑しくない。しかしよく御覧なさい。両面細工を施されたうえ鍍金し、顔の五官まで打出しの善財童子なのだ。
材質は古銅らしいが、実は隕鉄だった。未開封の豫(河南省)鑑定蝋印に「5元」と書いてあります。紙質から推測すると、60年代頃日本に流出した大変珍しい隕鉄打出し鍍金善財童子。
因みに、60年代の中国では、一般庶民の月給はほぼ「5元」に決まっていた。同時5元の購買力は、今の20万円と換算してもよい。ちょっと贅沢だが、お守りとして持ち歩いたらいかがでしょうか。
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