世界一点物—人形硯(嵯峨硯)

55,000 

約9.7×5.9×0.9cm

重約68.6g

明治頃

在庫1個

説明

豪商角倉了以(すみくらりょうい)の長男、角倉素庵(そあん)により作らた。嵯峨硯(さが)とも言う。愛宕山の中腹で産出する原石を利用し、色々の形に加工し、絵の具で綺麗に彩色して、とても可愛い文具だ。

学問の神様と言われる菅原道真の形をした”天神”は最も多く、他に、舞妓・力士・牛若丸・オランダ娘などもある。昭和初期頃まで、茶店などで売っていた。今は兵庫(有馬)の人形筆、奈良の一刀彫人形墨と並び、書道の三つ物玩具と呼ばれている。

硯の収蔵は案外難しい、当初色付けされていた状態が現存するものは初見。いくつかの嵯峨硯を系統的に蒐集してきたが、これほど状態のよいものは一度博物館展示品で見たが、売り物で見る機会は珍しい。

 

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