説明
17世紀中国の風流小説の傑作にして男女の機微を描いた「大人の文学」。女性遍歴の旅に出た主人公は仙術を受けて精力絶倫となり。
舞台は中国、元時代といいますから遙か昔のこと、聡明かつ若くて美しい主人公の未央生は、生来、色を好んで、どこまでも佳人を求めようというお人。しかも仙術を受けて精力絶倫と来れば女性も放っておかない。渾身を傾けて性の妙技、秘術を尽くし、次々と女性遍歴を続ける。
本書は人生の機微、男女の遣り取りの絶妙さを綴った中国清代風流小説の代表作。
参考:城市郎《発禁本》P245(別冊太陽1999年7月刊)
レビュー
レビューはまだありません。