史上初日英対照訳本—グリム物語(初山滋版画)

売却済

武井亮吉訳著

研究社英文訳著叢書

研究社昭和四(1929)年10月初版1刷

16.5×11.3cm

205頁

ハードカバー/日英対照

経年良好。表紙に元蔵書家による手書きで「昭和四年初版第一刷本初山滋画伯绘」と識語あり。

説明

日本における『グリム童話集』が最初に本として出版されたのは、1887年(明治20年)の桐南居士(菅了法)による『西洋古事神仙叢話』である。Fairy Talesと書かれているので英語版を底本使ったと考えられるが、底本名だけでなく、グリム兄弟の名も書かれていない。

最近の研究では、底本となった英語版はおそらくポール版であろうと考えられている。1925年(大正13年)には金田鬼一による初の全訳が出ている(現在岩波文庫に収録)。

初山滋(はつやま しげる1897—1973)は本名は「繁蔵」。童画家。生涯にわたってひとつの画風に留まることのない自由奔放ぶりで知られる。版画作品は二十数年にわたり、小学校の国語教科書の表紙に使われた。

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